< 家族葬でのお見送り >

最近よく耳にする 【家族葬】

「絶対に家族以外は呼ばない!」 ・・・というわけではありません。

 

ご遺族の会社関係者など故人様と直接面識の無い方の参列はご遠慮しますが、、お通夜の日にはご近所の方や故人様と親しかったご友人などにはお声を掛けてお別れにきていただくケースが多いです。

完全な家族葬の場合には返礼品やお香典返しの用意をしなくても差し支えありませんが、ご親戚の方やご友人関係などが数名でも来る予定の場合には御礼の気持ちとしてご用意した方が良いでしょう。

また、家族葬だからといって無宗教での葬儀というわけではありません。

むしろ家族葬だけれどもお寺様をお呼びして通常の仏式葬儀を執り行うというケースの方が多いです。

葬儀の形式や施行場所には関係なく、社会的な立場や世間とのつながりでのお別れよりも、故人様と遺族・親族、また親しかったご友人とのお別れを優先的に考えて行うのが 【家族葬】 です。

■どのような場合でも 家族葬 は限られた方だけでのお別れ・お見送りとなってしまうため、葬儀後にお知らせする事になります。

本当にどなたにも知らせずにご家族だけでお見送りを済ませた場合、後日訃報を知った方からのお悔みの言葉やお香典・お参りなどが来ることになります。一般的な葬儀を執り行っていればその時に御礼やお返しもできますが、家族葬の場合には後からもその対応をしなければならないというリスクが伴います。

 

■また、故人様の以前の会社関係者などへの連絡をしなかった場合、もしかすると仕事上のお付き合いだけではなく特別なエピソードによって恩を感じている部下だった方や一緒に頑張ってきたと感じているかつての上司の方など、故人様とのお別れの機会を無くしてしまう事にもなります。

年末近くになって 「【年賀欠礼状】が届き、亡くなられた事をその時に初めて知った。」 という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

何を1番重要だと考えて優先させるのか・・・お葬式の形は様々です。

良い点・悪い点を十分にご理解いただいた上で、故人様とご遺族様のご意向に合ったお見送りの形を選びましょう。



西多摩郡瑞穂町の葬儀社・生花店